今日11月6日は、母方祖父の命日。
なぜこの日を覚えているのか。
それは県内海難史上最大の事故である第十東予丸沈没の犠牲者だからであり、先日、慰霊碑がある禅興寺へ。
76年前、終戦で多くの復員兵が乗船した船内には、209 人の定員に対し、521 人、2.5倍の乗客と1人あたり20kg以上の荷物により、船は重くなっていました。さらにその荷物は上部通路に置かれトップヘビーに。伯方島沖で風に煽られ、その荷物が片方にずれて傾きは戻らず沈没しました。
ご住職に頂いた新聞記事には、GHQの指示により船体は引き上げられ修理。その後、東予丸と名を変え松山三津浜-広島宇品航路を乗客を乗せて運航されていた事も書かれていました。
415名の犠牲者は故郷で待つ家族に会う事が出来ず無念だったであろう。
この事故がなければ私も祖父に甘えていたはず。また来年も来よう。
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