見る、聞く、感じる。

そして行動する。

未来の創造への提言。


急速に変化を深める現代。

地方は、産業構造の想定を越える変化と人口減少に、未来の姿を描けなくなっています。

振り返れば、そうした変化は突然起きたわけではありません。人口減少問題は30年も前から指摘され、産業構造の変化は日々に感じていました。

南海トラフ地震も30年内に70%の確率で起こると言われ、日本土木学会の試算では損失額は1140兆円を超えると言われ「日本が最貧国になる可能性がある」と指摘されています。人口減少の30年と同じように、手をこまねいているわけにはまいりません。


①強い地域づくりで課題に向き合う。

わたしが務めるNPOの活動では震災直後の石巻・女川に支援活動を展開しました。その経験は、強い決意に変わっていきました。

隣の人の顔も知らないという生活者も増えていくなかで、真に強い地域は災害に立ち向かう力がありました。地域を強靭化する、このことが求められています。

強い地域は災害に強く、目配りの行き届いた子育てにも優れた環境になります。

❷地方を、経済主導のみだけではない活性化策を提案し実行してまいります。

地域に根差す素晴らしい伝統的な文化や産業を再生させます。

藝術は、人々の心を豊かにし、人と人のつながりを濃密にしていくことでしょう。

強靭な地域づくりには欠かせない重要な構成要素です。

また伝統芸能などによる移住促進や、定住対策にも取り組みたいと考えています。

❸多面的な社会福祉を考えます。

わたしは長く保険業を営んでいます。さまざまな現場に立ち会い、さまざまな人生の相談に寄り添ってきました。

そうした中で感じるのは、若者は将来に希望が見いだせず無力感を覚え、社会参加意欲を失いかけています。

子供や若者が明るい未来を描けなければ、社会福祉もどうにもならない。

地域と社会福祉と子育て環境は実は全てしっかりとした関係性の中にあるのです。

活性化された地域、美しい街並みや里山があり、子供たちの声が響く。

わたしは、そうした地域を取り戻し築いていきたいと念じて活動をして参ります。