「地域を守り 未来を創る」

 愛媛県議会議員 山﨑ひろやす


ご挨拶

山あいの町に生まれ、里山の自然の中に育ち、松山で高校・大学・社会人の生活を送りました。この美しく豊かなふるさとの自然との共生をめざし「地域を守り、未来を創る」を掲げ、みなさまと共に考え行動してまいります。


愛媛県議会議員として

◉所属会派 

自民党

◉常任委員会

観光スポーツ文教警察委員会 副委員長(令和6年度)

経済企業委員会 副委員長(令和5年度)

環境保健福祉委員会(令和4年度)

経済企業委員会(令和3年度)

スポーツ文教警察委員会(令和2年度)

農林水産委員会(令和元年度)

◉特別委員会

防災減災エネルギー対策特別委員会(現期)

少子高齢化人口減少特別委員会(1期)

◉政党役職

自由民主党愛媛県支部連合会

広報委員長

組織対策副本部長

学生対策副部長

          


私のプロフィール

私は1963年生まれの61歳。久万高原町で生を受けて15歳で松山の高校へ。妻、長男の3人家族。

昔から頼まれることが嫌と思わない性格で人の先頭に立つ役回りを引き受けて来ました。

みなさんと意見を交わし、みなさんの声を形にしていく、それがわたしの生き方です。

 

◉学歴

昭和38年 久万高原町生まれ

昭和54年 久万町立畑野川中学校 卒業

昭和57年 愛媛県立松山西高等学校 卒業

昭和61年 松山商科大学経済学部 卒業

 

◉その他の活動

愛媛県モルック協会 会長

済美平成中等教育学校PTA 顧問

松山青年会議所シニアクラブ 役員

NPO法人四国スポーツ環境リレーション 副理事長

愛媛県立松山西高・中等教育学校同窓会 監事

愛媛龍馬の会 事務局長

日本防災士会愛媛県支部 理事

(公社)日本道路協会 会員

 

【過去】

松山青年会議所シニアクラブ 会長(平成29年度)

砥部町宮内小学校PTA 会長

伊予郡市PTA連合会 理事

愛媛県私立中学高等学校保護者連合会 副会長

済美平成中等教育学校PTA  会長 

 

◉資格

剣道二段

防災士

 

◉趣味

モルック アウトドア・キャンプ


私の志

 

見る、聞く、感じる。

そして行動する。

未来の創造への提言。

急速に変化を深める現代。

地方は、産業構造の想定を越える変化と人口減少に、未来の姿を描けなくなっています。

振り返れば、そうした変化は突然起きたわけではありません。人口減少問題は30年も前から指摘され、産業構造の変化は日々に感じていました。

南海トラフ地震も30年内に70%の確率で起こると言われ、日本土木学会の試算では損失額は1140兆円を超えると言われ「日本が最貧国になる可能性がある」と指摘されています。人口減少の30年と同じように、手をこまねいているわけにはまいりません。

①強い地域づくりで課題に向き合う。

わたしが務めるNPOの活動では震災直後の石巻・女川に支援活動を展開しました。その経験は、強い決意に変わっていきました。

隣の人の顔も知らないという生活者も増えていくなかで、真に強い地域は災害に立ち向かう力がありました。地域を強靭化する、このことが求められています。

強い地域は災害に強く、目配りの行き届いた子育てにも優れた環境になります。

❷地方を、経済主導のみだけではない活性化策を提案し実行してまいります。

地域に根差す素晴らしい伝統的な文化や産業を再生させます。

藝術は、人々の心を豊かにし、人と人のつながりを濃密にしていくことでしょう。

強靭な地域づくりには欠かせない重要な構成要素です。

また伝統芸能などによる移住促進や、定住対策にも取り組みたいと考えています。

❸多面的な社会福祉を考えます。

わたしは長く保険業を営んでいます。さまざまな現場に立ち会い、さまざまな人生の相談に寄り添ってきました。

そうした中で感じるのは、若者は将来に希望が見いだせず無力感を覚え、社会参加意欲を失いかけています。

子供や若者が明るい未来を描けなければ、社会福祉もどうにもならない。

地域と社会福祉と子育て環境は実は全てしっかりとした関係性の中にあるのです。

活性化された地域、美しい街並みや里山があり、子供たちの声が響く。

わたしは、そうした地域を取り戻し築いていきたいと念じて活動をして参ります。



NEWS(令和6年9月定例会一般質問)

愛媛県議会令和6年度9月定例会において一般質問に登壇しました。

能登半島における地震と豪雨災害、災害時の孤立を防ぐ強い道路のネットワーク、スマート農業の推進、林業における大径木の活用、ソウル便の活用推進、マイナ保険証の利用状況と今後についてなど6項目の質問を行いました。

 

①災害時の避難所の環境整備は?

前回の開催は昭和41年。愛媛県は戦中戦後で荒廃した森林の再生が進み、全国有数の林業県へと成長しました。60年ぶりの開催に向けて、どのように取り組んでいくのか?

 

【県の回答】

植樹祭によって、森林の整備や木材利用への理解、県内の森林資源の継承、持続可能な社会実現につながることを期待しています。

植樹祭の開催に向けた準備委員会を10月に立ち上げ、開催の理念や会場候補地、規模等について幅広く検討します。今年度末には基本構想を策定する見込みです。

②中高層建築物など木材の利用促進について

愛媛県は民有林の6割が人工林。その半数以上が主伐期の50年を超えていますが、住宅着工戸数は減少しています。一方で、国内では中高層ビルを木造で建築する動きが進んでいます。中高層建築物など木材に利用促進について、どう取り組んでいくのか。

 

【県の回答】

森林資源の循環利用を推進し、林業・木材産業の成長発展に向け、木材需要の安定的な確保と、公共施設の木造・木質化や民間企業の木造建設等を支援します。木材の利用拡大は、国のグリーン成長戦略の重点分野。ニーズに応じた製品を提供することで、林業・木材産業の競争力強化を図ります。

③森林の鳥獣による食害について

ニホンジカによる森林被害が増加しています。被害額は6,233万円と前年度から15%増加し、木材製品にも影響が出ています。また、石鎚山系でも食害が拡大し、美しい自然が失われるのではと危惧しており、どう対応していくのか。

【県の回答】

狩猟の期間延長や規制緩和、捕獲が進んでいない標高の高い山間部や自然公園での個体数調整に継続して取り組んでいきます。また、環境省や隣接県とセンサーカメラのデータを共有し、生息状況を広域的に把握し、効果的・効率的な捕獲に繋げる手法の導入を検討していきます。さらに、狩猟を行う担い手の育成や・確保が急務となっており、狩猟者の普及啓発や狩猟の魅力を発信するシンポジウムの開催など、狩猟者の確保に努め、野生鳥獣の適正管理を進めたい。

④肥料価格高騰への対応は

日本は肥料の原料の多くを輸入に頼っており、調達国の多角化や未利用資源の利用拡大の対策実施と支援が急務です。愛媛県が推進しようとする化学肥料の効率的な使用への取組みは、生産者の理解を得ながら進めることが重要と考えます。

【県の回答】

高品質な農作物を安定的に生産し、農家収入を確保するためには、良質な土づくりが極めて重要と考えます。土壌の精密分析装置を整備することで、検査機能を大幅に拡充し、農地への肥料散布や局所施肥が可能な機械等の導入を支援します。今後は、普及指導員が農家訪問や講習会を通して、適正施肥や堆肥活用の有効性を説明する予定。農家に応じた技術指導や、畜産農家とのマッチングも行いたい。土壌診断による低コストで効率的な土づくりが生産現場に定着するよう農業者に寄り添う支援に努めたい。

⑤マイクロツーリズムを含む観光振興について

⑤‐1 四国カルスト周辺の県管理道路の整備状況と今後の見通しは。

【県の回答】

国道440号は未改良区間の整備を進め、今年度中にも小村トンネル工事に着手し、3年後の開通を目指します。県道3路線は、未改良区間の整備と渋滞発生箇所の待避所設置等を進めています。また、離合困難箇所の解消により、利便性向上や安全・安心の確保、観光振興にもつなげたい。

⑤-2 四国カルスト県立自然公園の保護と快適な利用への対策は。

【県の回答】

自然保護と活用によって地域資源としての価値を高めるため、本年3月に県立自然公園条例を改正した。今年度は、県管理の案内板を改修し、トイレ整備への対応策を検討しています。県としては、自然公園の保護と快適な利用に向けた取組みを着実に進めたい。

⑥備蓄の重要性の周知・啓発に向けた取組みは。

災害時は、特に水や食料などの備蓄が重要です。コロナ渦での自宅療養などで備蓄の重要性が顕在化しました。一方、備蓄を行っている人は39.1%と低い状態です。県民一人ひとりが災害に備え、備蓄の重要性の周知・啓発に向けた取組みはどうか。

【県の回答】

愛媛県では、広報誌やSNSに加え、県民に身近な場面を通じて備蓄を呼び掛けています。今年度は民間企業との災害時の応援協定に基づき、避難生活を想定した備蓄食料の試食体験イベントや、商業施設での備蓄品紹介キャンペーンなどに取り組んでいます。また、各家庭の実情に応じた備蓄品目をチェックリスト化したリーフレットを作成したところ、多くの自主防災組織等から追加配布の要望をいただきました。家庭での実践に繋がるよう工夫しながら、繰り返し県民に備蓄を呼びかけ、自らの命は自らが守る「自助」の取組みを一層促進したい。